40歳で妊活始めました【54】

前回のお話

40歳で妊活始めました【53】

54話 番外編 モヤッとした話

今回のお話はあくまでも「不妊治療専門の病院の中でのお話」です。
一般の病院や産婦人科クリニックの場合においては、今回の内容な考えではありませんので、ご理解いただけると幸いです。

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あとがき

↓↓↓↓読んでいただけると嬉しいです★ 長文です。

エコー写真の方も、もしかしたら移植を何度も繰り返し、待望の妊娠だったのかもしれません。ただ、病院には他にも色々な事情の方がいらっしゃると思います。流産直後の方や、最後の移植が陰性で治療を諦めなくてはいけない方、もう何年も移植を繰り返している方…。受け取り方は様々なので、純粋に「おめでとう」と思っている方もいると思います。ただその反面、それらが視界に入ることで悲しい気持ちになる方も少なからずいらっしゃると思うんです。

マタニティマークの有無に関しては、付けることで危ない思いをされる場合もあるようなので、つけるつけないは本人の判断なのかな…と思います。(不妊治療の)病院以外でマタニティマークをつけてる方を見る事はありますが、それに関してどうこう思う事はありません。電車内であれば席を譲る等、配慮したいなと思っています。私自身も妊娠中はマタニティマークを付けていました。ただ不妊治療専門病院という場においては、配慮する心配りがあってもいいのかな…と感じています。

またエコー写真やマタニティマークの方々に対して「羨ましい」という気持ちはあるものの、「見せびらかしている」「自慢している」と思う事はありません。治療をいくら重ねても、いまできる努力を最大限にしていても、子供を授かることが出来ない自分自身に対して悲しく切ない気持ちを抱いてしまうんです。ただ私自身は、数年間治療をしていく中で、こういった事に対して何かを感じる事がないような術を身につけられたと思っています。しかし以前はそういう思いを抱えていた時期がありましたし、他にもきっと同じ様な気持ちを抱いてる方がいらっしゃるのではないかと考えています。

今回の事案に対しては、それぞれの受け取り方や考え方があり、正解はないのだと感じています。ただお互いの考えを知った上で、自分なりの考えを深めていくことが大切なのかな…と思っています。
私も今回色々な方の意見を知り、その上で自分自身はやはり「これからも同じように、不妊治療病院の中ではエコー写真やマタニティマークは他の方の目の届かない様にする」という結論に至りました。しかしそれを他人には求めないし、見かけたとしても「それはそれ」として対応していこうと思っています。

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

ブログだけの裏話

この回を描いた時、共感して下さる方も多くいらっしゃいましたが、私とは違った視点での意見を下さる方も多くいらっしゃいました。当時は想像以上の反響にただただ驚ましたが、今となっては沢山の意見が聞けてよかったなぁと思っています。元々の自分の考えと、フォロワーさんからの意見を自分の中で融合して考えを一歩改められた、とても良い機会でした。

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40歳から妊活始めました【1】

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